最初の就職した会社は紛れもないブラック企業でした(笑)
結局1年半ともたずに辞めてしまうわけですが、辞める時はさすがに何とも言えない不安と恐怖がありました。
辞めてからもう何年も経っているので、結局辞めても何とかなったわけですが…。
仕事を辞める恐怖は東京で一人暮らしだから
東京で大学を卒業してそのまま東京で就職しました。
昔の記事で書いたと思いますが、一ヵ月の生活費は最低でも15万円ほど。
固定費しか計算していないので、普通に生活していれば節約しても1、2万円は余分にかかります。
さらに会社を辞めれば年金と国民保険も自分で払う必要があります。
年金の場合は失業を理由に免除を受けることもできますが、保険はそうはいきません。
結局、東京でワンルームマンションを借りて一人暮らしするなら、15、6万は必要になるわけですね。
仕事を辞めると当たり前ですが収入が0になります。
生活費に必要なお金が毎月10万ぐらいなら、アルバイトで凌ぐこともできますが、15、6万円となると掛け持ちする必要が出てきます。
自給1000円で一ヵ月20日、一日8時間働いても16万円。実際には税金を引かれるのでもっと少ないでしょう。
バイトをガンガンにこなせばもっと稼ぐこともできますが、自分の時間が無くなってしまいます。貯金もあまりできないでしょう。
仕事を辞めたのだから、転職するなり自分で仕事を始めるなり、他のことをしたいはずですが、バイトの掛け持ちで忙殺されるとそれもままなりません。
結局、管理人は期間工の道を選びました。衣食住がほぼタダ、しかも手取りは20数万円、契約更新ごとにボーナスも貰えるからです。
工場での単純作業でも、当時は夢のような仕事に感じました(笑)
キャリアをなくす恐怖
ブラック企業とは言え、それなりに専門性の高い仕事をしていました。
会社を辞めた時は不況の真っただ中だったので、同じ業種で就職するのは難しそうでした。
辞めてしまえば完全にキャリアをなくしてしまう可能性がありました。
とは言え、実際にその仕事の現状を目の当たりにして、何十年も続けたいのかという思いはありました。
やりがいのある仕事とは言え、天気のいい気持ち良い日も、吹雪の日もオフィスに出かけていき、窮屈な人間関係にうんざりしながら一ヵ月のほとんどの時間を会社で過ごしたいのかと…。
ご免蒙りますね(笑)
そもそも給料の遅配があるぐらいだったので、金の無い辛さは嫌ほど身に染みています。
やりがいのある仕事でも、金にならなければやりがいも失われてしまいます(笑)
それに好きな仕事よりも、趣味の方が遥かに楽しいですからね。
結局は、金と自由があれば問題ないと言う結論に至りました(笑)
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